愛宕神社 出世の石段祭り

急な石段を神輿をかかげて上り下りするので、結構危険です。そのためか、担ぎ手の皆さんの「一体感」のようなものが強く感じられる神輿渡御です。民家のある細い路地や、商店街を練り歩く下町の祭りと異なり、都心のビル街を整然と渡御する「都会のお祭り」といった風情が強いです。でも、後でネットで調べたら、「ほおづき市」はこちらの神社が発祥の地とのことです。神社自体は、境内も含めてなかなか趣のある造りなので「なるほど」、と思いました。もっとＰＲしても良いかもしれませんね。
なんにせよ、都内のいたるところで、いろいろなタイプの神輿渡御を見られるのは大変幸せなことです。
ありがとう、「愛宕神社」！
ところで、神輿渡御の間、女性の権禰宜の方がお二人、元気に動き回って、次々に指示を飛ばしておられました。こちらも後で、ネットで調べてわかったのですが、いわゆる「ゴンネギ・しすたーず」という結構有名なご姉妹（松岡里枝さんと松岡由里子さんの）のようです。なんと著書もあるようなので、早速買い求めてみるつもりです。
自称美人（！）の「ゴンネギ・しすたーず」は、たくさんの男どもを引っ張っていく強いリーダーシップをお持ちのようですが、華麗な禰宜の衣装と可憐な笑顔が、多くの人を魅了していたように思います。このご姉妹は、このお祭りのもうひとつの華かもしれませんね。

愛宕神社 出世の石段祭り 宵宮

遠くに、というより、すぐそこに東京タワーが見えます。
うーむ、この石段、京都の知恩院の男坂くらいの高低差がありそうな気がします。
意外にも、階段を上った神社の境内には池があります。
全国各地の睦の方の半纏が見られます。
本社神輿は四角形ではありません。六角神輿です。珍しい！

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