2009年6月28日日曜日

円山公園で神輿の練習

この時期、八坂神社界隈では、「こんちきちん」や笙の音があちこちから聞こえ、いたるところで祇園祭の練習風景が繰り広げられているようです。暑くて、歩き回るには難儀な季節ですが、「祇園さん」の周辺はなかなか風情があります。
お隣の円山公園で、祇園祭の「神輿」の練習風景に遭遇しました。神輿が載っていない、組棒を担いでの練習です。
祇園祭の山鉾巡礼は有名ですが、その日の夕刻の神輿渡御はあまり知られていないのではないでしょうか?
かくいう私も、直接見たことはありません。
脚絆が正装なのでしょうか、多くの方が脚絆を着けておられました。
掛け声は、「わっしょい」でもなく、「せいや」でもなく、関東の神輿しか知らない者にとっては独特な響きに聞こえます。「ほいと、ほいと」あるいは「よいしょ、よいしょ」と聞こえます。前後に長いみこしで、端のほうの方は、両足で飛び跳ねるようになります。うーむ、ユニークです。
手締めも独特ですね。「よーいとせーの、3拍手」「よーいとせーの、3拍手」と2回繰り返します。
一度、実際に見てみたいですね。来年当たり、ちょっと予定をたててみますかね。
たぶん、交通機関も宿も満杯で無理でしょうけど.....

2009年6月16日火曜日

鳥越神社 例大祭(2)
















ちょうどお昼頃から本社神輿渡御の見物を開始しました。
結局、宮入まで付き合ったので、9時間くらい、立ちっぱなし、歩きっぱなしだったことになります。
(このあと2日間ほど、足腰が「よれよれ」でした。)
しかし、さすがに鳥越祭り、すごいです!
昨日の、町内連合渡御が「ままごと」のように感じるすさまじさです。
神輿の担ぎ手にとっては、本社神輿に対する思いは、三社の一宮、二ノ宮、三ノ宮と同様、とてつもなく強いのでしょうね。まあ、失敬な言い方かもしれませんが、あの巨大な神輿は、確かに、ぞくっとする迫力がありますね。
その巨大な神輿を、結構細い路地にまで担ぎ込むわけですから、あっちでもこっちでも、「あらら」、「およよ」といったものすごいことになるのは目に見えています。ある町会では、神輿が通過したあと、町内会の掲示板が、根元からぽっきり折れていましたよ。(写真参照)
神輿の周りに密集する人々のなかから担ぎ出されるけが人や、喧嘩をおっぱじめる人、躓いて転んで、押しつぶされまいと必死に人の波から逃れる人、そして、意気揚々と花棒を担ぐ人々。見物人の我々も、ワクワク、どきどきします。
とにかくみんな、男も女も、威勢が良くて、カッコイイです。

さて、夜、火入れの後の宮入が、これまたすごかった!
昨年は神社の入り口の鳥居に陣取って見物しましたが、今年は、隅田川に向かって30mほど歩いた場所で見物。
目の当たりで見た光景に唖然としました。観客の皆さんのなかには慣れている方もおられるようで、「やれ、やれー」と、無責任な掛け声が飛び交います。
ロープが張られていて、見物客は車道には入れないのですが、車道側から、担ぎ手の方々が勢い余って突っ込んでこられて、(いや、神輿は無しでですよ。つまりその乱闘とでもいいますか...)
ロープが張ってあった、鉄パイプが折れました。すんげー!です。
でも、神輿自体は「灯」が入ってとても美しく、町会名の入った高張り提灯もいい味出していました。
やれやれ、来年も間違いなく足を運びそうです。

鳥越神社 例大祭(1)









出かけるときは、雨がぱらついていましたが、しばらく経つとやみました。
幸先いいです。ちょっと昨日の酒が残っていて、二日酔い気味なのがたまに瑕ですが。
さて、秋葉原で、買い物をして、蔵前通りを鳥越に向かって歩いていくと、まずは「ニ長町」のみこしに遭遇。
独特の三本締めを久しぶりに聞いて、俄然テンションが上がります。
(詳細は後日)
その後、北部八ケ町の連合渡御について周り、最後の三本締めのあと、帰途につきました。
神社近くでは、ちょうど「宮元」も三本締めをしているところでした。